絵画に導かれた白猫は…松本大洋がルーヴル美術館を舞台に描く上下巻
松本大洋「ルーヴルの猫」上下巻が、本日10月30日に発売された。
ビッグコミックオリジナル(小学館)にて発表されていた同作。パリ・ルーヴル美術館のガイドを務めるセシルは、ある日館内に紛れ込んだ白い子猫を見つける。実は美術館の屋根裏には、人間に隠れてたくさんの猫が住み着いていた。たくさんの人が行き交う昼間でも館内を冒険する白猫・ゆきのこは、絵画から聞こえるとある声に導かれ……。「ピンポン」「Sunny」の松本が綴る、少し不思議な絵本のような物語に注目したい。